『言いまつがい』[監修]糸井重里、東京糸井重里事務所
電車の中や、公共の場で読むと思い切り後悔する本。というのも、笑いをこらえるのがかなり困難だからだ。
中身は、誰かの言いまつがいを集めたもの。誰でもあるでしょう?言いまつがえることって。どんなものかちょっと覗いてみたい人は、ほぼ日刊イトイ新聞を参照してください。
装丁もかなりまつがっていて、表紙に穴が空いていたり、本の天と地が平行でなかったり角が丸まっていたり。
一度読んでしまうと内容を隈無く覚えてしまうので(そのくらいインパクトがある)、しばらく手に取らないと思うのだけど、装丁のすばらしさとか、読後感のすがすがしさとか、そういうことを考えるとやっぱり手放しがたくて、忘れた頃に本棚の隅っこから出てきたりして、もう一度笑いをこらえながらページを繰ることになりそうな予感が。