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2004.07.14

『のだめカンタービレ #2』二ノ宮知子、講談社

 ああ、久しぶりに記事を書くのでどんなふうに書いたらいいのか分からなくなってしまったことであります。

 でもまあ勢いでいってみます。

 ところで「のだめ」は結局全巻揃えてしまいました。今だとキャラの紹介付きの帯が付いているので。でもまだぜんぜん読んでません。読んでる時間と、時間があっても体力が付いてこなかったのです。今日もぜんぜん体力ないです。でもキーボードが打ててしまうのはなぜ?

 なんてことはどうでもいいんだけど。

 さて、前半は、千秋を巡ってのだめに強力(?)なライバル登場!どちらがクリスマス・イヴ・デートを千秋と約束できるか、熾烈な競争が始まる……のだが。

 後半は、千秋たちの通う音大に世界的に有名な指揮者、シュトレーゼマンが教師としてやってくるという話。大学の理事長と親しいので教師として指導に当たるということになったのだ。そして本来の指導の他に新たなオーケストラを編成して指導するというのだが、集められた学生というのが……。

 のだめはなぜかマスコットガールとして選ばれるがマスコットガールって何?

 以下ネタバレ。

 [bk1へ]

 のだめのライバルとはティンパニー奏者、奧山真澄。男。つまりそういう人だ。ティンパニーはメトロノームのごとく正確。だが閉所恐怖症なので、耐えられなくなって練習室から飛び出ることもしばしば。アフロ(?)な髪型にお髭がキュート。

 千秋の前に現れた変人はこれで三人目になる。一人目はもちろんのだめ。二人目は前回触れなかったけどヴァイオリンの峰くん。最初はエレクトリック・ヴァイオリンで「ロックだぜ!」って言ってたんだけど、二度目の留年を賭けた実技試験で千秋と競演して、ロックからクラシックへ転向する。

 そもそもの始まりは千秋がのだめとピアノの連弾をするところから始まっている。「オレ様」千秋はのだめの奔放なピアノに最初は苛立つが、「のだめに合わせられるのはオレ様だけだ」というところから急に何かが変わっていく。

 もっともその演奏がもとでのだめは千秋に恋してしまうのだが。

 峰も、要するにのだめと同じ経験をしたのだった。

 クリスマス・イヴ・デートの話はネタバレのこの文章を読んでる人はすでに知っていると思うので省略。そうでない人は、買って読んでください。1巻を読んで面白いと思う人ならば、2巻を読んでも絶対に面白いと思うので、大丈夫です。

 子供の頃から一度もこたつに入ったことのない千秋。その魔力に魅了されるのも無理はない。私も子供の頃こたつの魔力に魅了されていたひとりだから良く分かる。大昔の漫画だけど、高橋瑠美子の『うる星やつら』にコタツネコというキャラがいたが、あれは、こたつに入れて貰えずに死んだ猫のバケモノだった。こたつは猫さえも魅了するのである(猫はこたつで丸くなる、ともいうし)。

 余程マメかストイックな人間でなければ、こたつを置いたとたんに部屋の中はのだめ化し始める。人によって速度は違うと思うが。

 私が今の生活からこたつを放逐した理由もそこにある。だから私も千秋と同じようにこたつは嫌いだ。でもそれとは関係なく部屋の中はのだめ化しつつあるが……

 後半で出てくる世界的指揮者、シュトレーゼマン。でもその実体はスケベなじーさん(笑)。大学でSオケのメンバーを捜しているうちに見つけたのだめをなぜか気に入って、なりゆきで千秋の部屋へ行くことになる。そこで千秋と師匠ヴィエラとの写真を偶然見つける。

 千秋は、まさかそれが世界的指揮者だとは気づかない。なぜなら若き日の写真と全然違っていたから。でもきっとその年齢の写真を見ていても気づかなかっただろう(笑)。

 シュトレーゼマンと千秋の師匠、ヴィエラとの確執(笑)。オモチャの取り合いと、シュトレーゼマンが口説いた女性がヴィエラの妻だった、というのが仲違いの原因。女はともかく、なんでオモチャの取り合いなんだ(笑)。ということで、指揮科へ転科しようとしていた千秋は、敵の弟子は敵、ということで却下されてしまう。

 うーむ、なんかあらすじ書いてるけど意味ないな。飛ばしていこう。

 シュトレーゼマンが自ら集めて作った新しいオーケストラ――Sオケ――は、「下手そうなやつらばかりが集まっている」という奇怪なオケだった……

 そのSオケをひょんなっことから指揮することになってしまった千秋。ものすごくヘタ!落胆する千秋。それでもものすごく耳のいい千秋は次々に細かい指示を出し続けるが、指示すればするほどオケの音が「悪く」「小さく」なっていく……

 そこへのだめにセクハラ行為をして何度も殴られたシュトレーゼマン登場。オケが鳴り始める。千秋は、「巨匠」を目の当たりにするのだった。

 その後、転科願いは受理されなかったが、シュトレーゼマンの弟子にしてもらうことのできた千秋。シュトレーゼマンは、千秋の指揮を見て、何か感じるところがあったらしい。

 以下3巻へ続く。

 ところで疑問。シュトレーゼマンのことを知らないのだめって何者(^_^;)?「ロックだぜ!」の峰くんだって知ってるのに。やっぱりクラシック音楽がどうこうと言うよりも、「ピアノの奇才」ということなんだろうな。

 もう一つの疑問。のだめの部屋にCDラジカセとかCDとかはあるのか?ありそうな気もするけど無さそうな気もする……ゴミの山の中に疑問は隠されている。クラシックのCDtかあんまりなさそう。千秋と出会う前はどうやってピアノ練習してたんだ?やっぱり好き勝手に弾いてたんだろうな。


 曲目リスト

・(千秋真一 オリジナル)

・ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125(第二楽章)

・マーラー 交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」

・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92

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