『SWEET DREAMS for fishmans』V.A. SUZAKU MUSIC
フィッシュマンズのトリビュート盤。4月に出てたのに買うの忘れてた。参加しているアーティストの中で実際に聴いたことがあるのはUAだけで、あとはせいぜい名前を知っているくらい。
フィッシュマンズに関しては何も語りたくない。でも最小限のことだけを書いておくと、五年前の三月に消滅してしまったバンド。詳しく知りたい人は検索掛けてください。
そして、私がフィッシュマンズを知ったのはバンドが消滅してしばらく経ってからのこと。取り返しの付かない時間。
そんなにものすごくメジャーなバンドでもなかったはずなのに、五年も経ってからトリビュート盤が出るっていうのはどういうことなんだろう。フィッシュマンズを直接知っている人たちがどうしても忘れられずにその影を追い求めているのか、それとも私のようにバンドが消滅してしまってから知った人たちが取り返しが付かないことを知りつつも、このバンドを愛して追い求めているからなのか。
たぶんそれぞれのアーティストたちが(といってもその中にはかつてのフィッシュマンズのメンバーも一人含まれているのだが)、自分たちのやり方でフィッシュマンズの曲を自分のものにしたいという欲求(カヴァーするっていうのはそういうことだろ?)のもとにアレンジし直したり、かたちを変えてみたり、いろいろやっている。
個人的にはものすごくよく分かるものもあるし、今ひとつピンと来ないものもあるけど、カヴァーしたいって気持ちそのものはものすごくよく理解できるので(バンドやったり宅録やったりしたことある人ならその気持ちは痛いほどよくわかるでしょ?)、どれも大切に聴いてあげたいと思うし、大切に聴いている。
それでも個人的に好きだなと思えるものをむりやり三曲あげると、「BABY BLUE」曾我部 惠一、「ナイトクルージング」クラムボン、「MAGIC LOVE」GUIRO、かな(あと、特別に+1:「POKKA POKKA」OOIOO)。他の曲もいいんだけどね。
フィッシュマンズのオリジナルを聴く前にこれを聴くとどんな感じなのかな。そういう人がいたら試してみるのもいいかも。
曲目/アーティスト
01.なんてったの THE MICETEETH feat. HAKASE-SUN
02.BABY BLUE 曾我部 惠一
03.ナイトクルージング クラムボン
04.誰かを捜そう STUKA
05.Just Thing nontroppo
06.いかれたBaby SAKE ROCK
07.MAGIC LOVE GUIRO
08.シーフードレストラン イルリメ
09.ひこうき カセットコンロズ
10.感謝(驚) bonobos
11.POKKA POKKA OOIOO
12.頼りない天使 UA
The comments to this entry are closed.

Comments
まいまいさん、はじめまして。
しゅりーぷさんの所から辿ってきました。
>フィッシュマンズに関しては何も語りたくない。
すごくわかります。私もどうしても文章にしたくても出来ないです。
昨夜もヘッドフォンで大きい音で聴いていたら自然に涙が出てきました。
それ以上に何が語れるかなーと思って毎回キーを叩きながら指が止まってしまいます。
このトリビュート、まだ聴いてません。でもまいまいさんの文章を読んで
今、少し聴いてみたい気持ちになりました。
あと鈴木祥子とか種ともこ、戸川純等々、心揺れ動きました。
また遊びにきますね。
Posted by: 祥之介 | 2004.10.31 12:32 PM
祥之介さん、いらっしゃいませ。
昔、フィッシュマンズの「記憶の増大」について書いたことがあるのですが、うちのブログのサブタイトル、「人はつねに愛するものを語りそこなう。」の通りになってしまいました。
それ以後、必要最小限の説明以外は書かないことに決めました。
でも、それ以前に、語ることをできなくさせる何かがあるような気がしてなりません。
10月はいろいろありすぎてほとんど更新できませんでしたが、11月はもう少し更新できると思います。
どうぞまたいらしてくださいね。
Posted by: まいまい | 2004.11.02 02:12 AM