攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG #11, #12 (6)
#11 affection
#12 SELECON
停滞していた感のある話が進み始めた感じ。#11は新人研修中に草薙が遭遇する不思議な話。#12は動き出した「個別の11人」。集結した彼らが起こしたこととは……。
以下ネタバレ。
#11
草薙をどこまで追跡できるかという新人研修の最中に、草薙はバトーたちとも連絡が取れなくなり、不思議な町に迷い込む(邦題は『草迷宮』もちろんあれのパクリ)。そこでたどり着いたのが記憶を預かるという「牢記物店」。皮膚感覚はあるのに現実感のない店。そこには骨董品というよりもがらくたに近いものが所狭しと並べられていた。そして店のいちばん奥に置かれていたのは少年と少女の義体――極めて初期のもの――だった。店主の老婆は今日は早じまいなのでまた来てくれという。
そして別の日、草薙はその場所に向かう。バトーは途中まで後を付けていくが、見失ってしまう。
草薙の聞いた話はこんなものだった。
かつて飛行機の事故があり、最初は生存者もいたのだが、ひとり減り、ふたり減り、最後には少年と少女のふたりだけになってしまった。少女は重体のまま、少年は左手だけを動かすことができ、それで来る日も来る日も鶴を折っていた。
そしてある日、少女に危機が訪れた。部屋から連れ出され、二度と戻ってこなかった。
少年は少女が死んだと思っていた。少年は二年間鶴を折り続けるだけで過ごした。
そこへ若い医師がやってきて、全身義体の話を持ってきた。そうすれば元通りになれると。だが少年は承知しなかった。生きる動機がなかったのだ。
しばらくして、あの医師が少女を連れてきた。全身義体化した少女。少女は毎日のようにやってきた。そして機会のあるごとに少年に義体化を勧めた。少年は少女に鶴を折れるかというと、少女は苦労して鶴を折ろうとするが、失敗してしまう。でも鶴を折れるようになるからと言い残して、二度と戻ってこなかった。その少女こそが、少年が死んだと思っていた少女だったのだ。
少年は義体化を決意し、手術を受け、リハビリにも耐え、その後少女を捜したのだが、とうとう見つけることができなかった。ただ、少女の義体だけは大学の研究室で標本として展示されていたのを見つけたそうだ。
成長した少年は大戦に参加し、その後二度とここには現れていないという……草薙は自らの過去をほのめかせるような言葉を発してその場を去っていく……。
#12
個別の十一人のウイルスを発症させるメカニズムを解析すると同時に、首相暗殺を企てた男が姿を現す。彼が向かった先には10人の男たちが。個別の11人が揃ったわけだ。彼らはテロ、暗殺、その他破壊行為を企て、難民の開放と排除を同時に進めるような思想の持ち主だった。ところが彼らの誰も「個別の十一人」の原書を持っていなかった。彼らの向かった先は……
一方、ネット上に見つけることができなかった「個別の十一人」の原書を荒巻の知り合いの大学教授のもとに探しに出掛けたトグサ。ところが不思議なことにそこに原書はなかった……
「個別の十一人」を名乗る男たちは電波塔の屋上に上り、向かい合って刀でお互いの首を刎ねた。ひとりを除いて……
これって、三島だよな。そういうだけの根拠はあるのだけど、めんどくさいのでやめ。
もう少し書くことはあるんだけど、時間が空いてしまったので忘れちゃったことも多くて。誰が誰だったか今ひとつ把握できてないです。トグサの前で「個別の十一人」のウイルスが発症してしまったのは誰だっけ? 彼の言い残した言葉「最初から『個別の十一人』なんていう書物はなかったんだ」……
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