『DRINK ME』queenadreena (2002)
絶望に支配されていたような前作とは打って変わったサウンド。ケイティは絶望の淵を渡ってしまったのか? いやむしろ、「希望―絶望」の彼岸へと渡ってしまったのだろう。どんな世界なのか見当も付かない。
スクリーム・ヴォイスだろうとウイスパー・ヴォイスだろうとすべてに共通するもの。早い話がキレまくってる。イッちゃってる。ハードな曲だろうとメロウな曲だろうと(交互にやってる曲もある(笑))
もとからキレた人だったみたいだけど、それに磨きがかかったというか。それを、此岸のクリスピンが冴えたギターでクールに巻き込まれることなくサポートしている。はっきりいってケイティとクリスピン以外のリズム隊は誰でもいいって気がする。メンバーには悪いけど。
ケイティみたいなミュージシャンって日本には案外いないんだよね。もしかしたら一人もいないんじゃないかな。いたとしても生活するだけで手一杯で音楽どころじゃないかもしれない。メンヘル系に取り込まれることもないだろうし(イッちゃっていすぎる)。UKに生まれてよかったね。
で、私はイッちゃってるケイティと以外と冷静なクリスピンの掛け合いというかなんというか、その部分が大好きだ。
テレビでしか音楽を聴かないような人に夜中に聞かせてみたい一枚。
収録曲
01.PRETTY LIKE DRUGS
02.KITTY COLLAR TIGHT
03.SIAMESE ALMEIDA
04.RAZORBLADE SKY
05.SLEEPING PILL
06.A BED OF ROSES
07.MY SILENT UNDOING
08.DESERT LULLABY
09.UNDER A FLOORBOARD WORLD
10.HOTEL AFTER SHOW
11.FOR I AM THE WAY
The comments to this entry are closed.

Comments