2008.11.20
2008.11.17
Chara Tour 2008 「honey」 2008/11/15@JCBホール
Charaのファンになってから、ずいぶん経つ。どのくらいかは想像に任せる。
であるのだが、ライブに参戦するのは今回が初めてなのであった。近年は病気がちということもあったし、メジャーなアーティストのチケットを確保するのがめんどいという事情もあった。ライブハウスみたいに気軽に見に行けるという感じでもなくて。
今回それでも見に行くことになったのは、友人から誘われたからだ。ひとりだと、絶対に動かなかったと思うのだけど。
JCBホールは初めてで、東京ドームのすぐ側にあった。東京ドームには入ったことがある。野球でもないしコンサートでもないが。
軽く(?)食事をして、ホールへ。ちょっと時間がぎりぎりになってしまっていたけど、指定席なので。
アリーナは折りたたみの椅子みたいで、あれじゃ疲れるだろうなとか思っていたが、そんなこと誰も心配する必要などなかったのだ。
というのも、ホールが暗くなり、メンバーが出てきてCharaが歌い始めてすぐに、みんな立ち上がってしまったからだ。わたしがいたのは2階だったが、事情はまったく同じ。
でもまあそんなことはどうでもよくて、歌い始めた瞬間にすぐにやられてしまった。愛してるよ、Chara! ってな具合に。
仕草とか衣装がかわいいというのもあるけど(不惑なんだよ。二児のお母さんなんだよ)、もう、それ以上に歌が圧倒的で。CDでもすごいとは思うのだけど、なんていうのかな、なんていうのかな、もう、聞いているだけで幸せ、みたいな。
「honey」は体調悪かったりして一度くらいしか聴いてなかったのだけど、たぶんそんなことも関係なくて。でも昔の、「Junior Sweet」あたりのナンバーをやってくれたりするとやっぱり嬉しかったりもする。
前半はノリのよい系、元気系だったけど、後半だんだんじっくり聴かせる系の曲になってきて、歌も含めてほとんどサウンドスケープとして聴こえてきていて、ほとんど浮遊するような、眠るような、微睡むような、でも爆音だったり、ぜんぜん説明にもなんにもなってないけど、とにかく幸せだったんだ。
形式的にアンコールというものは存在しているのだけど、個人的にはメインのステージで完結していたと思った。アンコールはほんとうの意味でのアンコールだった。すっかり満足していたのだけど。あれで終わっていても、全然構わなかった。アンコールが余計とかそういうことじゃなくて、アンコールがカーテンコールみたいな感じだったなと、そういう意味。
ほんと、よかった。また聴きに行くよ。今回はノリが悪い観客だったかもしれないから(クスリのんでると、はじけきれないんだ)、次回はもっとはじけるよ。